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『子育てプリンシプル』

2009.06.29 Mon
子育てプリンシプル子育てプリンシプル
(2009/05/12)
奥田健次

商品詳細を見る


読みました。


●一言で言うと

ルールを決め、守らせる


●心に残った言葉

いつどんなときも、都合や気分にも、世間の風潮にも惑わされず、一貫した態度で子どもに接する
「これだけは我が家の決めごとにしよう」というルールを決め、守る

どんな他愛もないことでもいいので、ルールをいっしょに守るという生活をすぐ始めるべき

ルールを決めたら、次に大事なのは、それをどう守らせるか、わからせるか
最良の方法は、早くから子どもに繰り返し言って、それが当たり前なのだとわからせる
例外は認めない
子どもは「ルールを守らないと自分が損をする」ことを学習する

手をかけずに、放っておいて、社会適応できる人間に育つことはない
「手のかからない子」などいない

ルールは、他愛のないことやくだらないことでいい
その他愛のないことに、厳格なルールを課す
できるだけ具体的に、行動と結果が明確なものにする
子どもはルールを守る大切さを学ぶ

ルールが守れたら大絶賛する
それが「とてもすばらしいこと」というのを、子どもに教えることが必要
「僕ががんばってルールを守ったら、お母さんがすごく褒めてくれた」→「ルールを守ることはお母さんの期待に応えること」と子どもが学ぶ

子どもを泣き止ませるために、子どもの言いなりになっている親や祖父母が増えている

子どもに責任を持たせる
自分がしたことに対する責任を、子ども自身にとらせる

0~1歳:もも組
 とにかく丁寧に扱う
 叱って育ててはいけない
1~3歳:りす組
 この時期からしつけが始まる
 少しずつやってよいことと悪いことを教えていかなくてはならない
 ここをただかわいがるだけで子どもの言いなりになってしまうと、あとから手をつけられなくなる
3歳以降:らいおん組
 暴れたら手に負えない
 きちんと教育やしつけができていないと、街に連れて出たらたいへんなことになる

子どもという言葉で一括りにしてはいけない
子どもが今、どの段階(もも、りす、らいおん)にいるかで、要求の受け入れ方を変えていく
もも:要求充足率100%
りす:要求充足率80% 「がまん」を経験させなければならない
らいおん:さらに要求充足率を下げる

大人になればなるほど、思うとおりにならないことが増えていくのはあたりまえ
徐々に子どもの要求を拒否していくことは、将来の現実のためにどうしても必要

大人になったら、自分で仕事を探して、稼がないと生きていけないんだということを、親は教え込まなければならない

夢や希望だけでなく、現実の厳しさを教える
挫折したあとの新しい道を見つけてあげるのが、親や教師などの大人の役目

生きているかぎりストレスフリーということはありえない
むしろ子どもが強く成長するチャンス
親は子どものストレスを取り除こうとしてしまう
「かわいそうだから」と親が守りすぎると、子どもが社会に出ても新しいストレスに対処できないほど軟弱に育ってしまう
自分で考える経験をしてこなかった子は、挫折にぶち当たったとき、自力で乗り越えようという気力さえわいてこない

過保護で過干渉な親が、子どもの成長の邪魔をしている
人間は、痛い目にあって大事なことに気づく。成功経験と同時に失敗経験も重ねることで、よりよく成長できる
失敗を認めさせる
叱ったり皮肉を言ってはいけない
親が失敗経験や成功経験をどうとらえるかで、子どもの成長は大きく変わってくる

少しずつ目標をクリアしていくというスモールステップの発想
ダメな親や教師は、そこを一足飛びにやろうとする

叱らなければならない状況で、「説得」や「説明」で切り抜けようとしてはいけない
 ただ子どもに媚びているだけ
子どもはちゃんと説明すれば理解してくれる、というのは親の甘さ
子どもが学ばなければならないのは、やってもいいこととやってはいけないことの境界線(=ルール)

人間は生まれながらにわがまま
子どものわがままにどう向き合うか
わがままはやめさせるべきものではなく、「子どものわがままを育てよう」というのが、わがままの正しいとらえ方
どこかでがまんしないといけない
わがままとがまんは、両方を育てていかないといけない
身勝手な行動はもちろんダメ

ケンカから学ばせる
少しくらいのケンカなら遠くから見守っていればいい
子どもの頃に、ある程度、ケンカをさせておかないといけない。気まずい思いをさせておかないといけない


●感想

とても刺激的な内容です。
若干挑発的な表現はありますが、内容は大きく納得できるものです。
上にも何度も出てきますが、「ルールを守らせる」ことが最重要であり、子どもに守らせるのはもちろん、親もふらふらとせずにそのルールを定め子どもの監督をしなければなりません。
親野さんの著書を読み、「叱らない」ことの大切さに頷きつつも、でも叱らなければいけないこともあるはずで、その点でちょっとモヤモヤしていたものが、この本でスッキリしました。

そのための方法は、特別難しい手法が用いられるわけではなく、「ルールを決めて守る」というとてもシンプルなものですが、どういうルールを決め、どうやって守らせるか、というのは親にとって決して簡単なことではないでしょう。
その具体的なものについては、本書にいろいろと書かれています。
「ルールを守る」というのは、社会的生活において基本的かつ最重要な事柄ですよね。これを子どもの頃から家庭で行うことの意義はとても大きいと思います。というか家庭でやらなければいけないですね。

その他にも、「もも組、りす組~」の話や、「ストレス」についての話、「ケンカ」についての話など、大いに頷けました。

中でも、「叱らなければならない状況で、「説得」や「説明」で切り抜けようとしてはいけない」は今まで意識したことのないもので、感銘を受けました。
「叱る」というのもなかなかエネルギーを使うことであり、やもすれば疲れますよね。叱りたくて叱る、ということはないと思います(ストレス発散のため叱るというのは論外ですが)。
それ故、言えばわかるだろうと、安易に説得や言い聞かせでその場を濁しているようなことは、したことがあるかもしれません。
ルールを守るべきときに守らなかった、という際には、厳しく臨む必要がありますね。

とても勉強になりました。
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